幸せが「見える」

突然ですが皆さんは幸せが次々と伝わっていくありさまを目にしたことがありますか?

1番わかりやすいのは人に感謝の言葉を伝えて相手に喜んでもらった時に自分の幸せが伝わった気がしますよね。

今回はこれとは少し違った観点で「幸せが伝わる波動が目に見える」お話をしたいと思います。

幸せ自体は目に見えないことなので、一瞬「は?」と思われるかもしれないのですがこのお話は皆さんもきっと経験した事があることだと思いますのでぜひ聴いてください。

片道1車線の道をノロノロと運転する機会があると思います。
ずっと先に信号や踏切なんかがあって少しずつ車が進んでいる状況です。
自分が少しでも前に進もうと言う気持ちになって、いつの間にか前の車との車間距離を少し狭くとっているような…朝の出勤の時なんかは少しイライラとしてしまいがちです。

途中の所々に左側に側道があって自分の車列に入るタイミングを待っている車がいたとします。
その車はなかなか車列に入ることができず困っています。そんな時、あなたならどうしますか?

①自分の前にその車を入れさせないようにする

②どうぞとすんなり入れてあげる

さて、どうでしょうか。あなたはどっちを選びますか?。

これは①はダメで②が正しいと言う話ではありません。

今日このお話を聞いた人は面白いのでぜひ②を選んでください。

というのは、

どうぞと自分の前にその車を入れてあげてから暫く進むと、また別の側道があって、そこにはまた別の車が車列に入るタイミングを待っているそんな時に、かなりの確率で自分の前の車はその車を車列に入れてあげるんです。
試しに皆さんも是非やってみてください、本当に面白いですよ。

この、「前を譲ってもらった車が別の車に前を譲ってあげる現象」が生じるのは100%ではなくて、実際に私の経験上では70%くらいなのですが、ちょっと考えてみてください。

そもそも普通に道路を走っていて自分の前の車が別の車を車列に入れてあげることってそうそう頻繁に起こりませんよね。もともとそんな確率のものが、自分の前を別の車に譲ってあげるだけで70%もの確率で生じるのであれば、これはほとんど奇跡と言うしかないのではないでしょうか。

僕はこれを「幸せのバトンタッチ」と呼んでいるのですが、「あっ譲った、」「また譲った、」と幸せという目に見えないものが次々に波及していく様子が見ていてとても楽しくなってついつい自分の前に車を入れてあげてしまうのです。

それはまるで水面に石を落とした後にできる同心円状の波紋のようです。
幸せを譲って貰った人が次の人に同じ幸せを譲って、その次の人がまたその次の人に…と幸せを伝える様子。
何よりも1番嬉しくて楽しいのはそのきっかけが自分だと言うことです。
1番最初の自分の行為がきっかけとなって周りの人たちを幸せにするのは素敵だし面白いと思います。

この検証、皆さんもぜひやってみてください。

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