「あおいくま」という言葉を聞いたことがありますか?
数年前にモノマネのコロッケさんの生い立ちのエピソードがTVで放送されていて私は知ったのですが、この「あおいくま」はコロッケさんのお母さんがよく口にしていた言葉なんだそうです。
世代を問わずたくさんの人たちを喜ばせるコロッケさん。
誰からも愛されるコロッケさんの本当の姿を知りたくて私はテレビに釘付けになりました。
と言うのは、モノマネという仕事はモノマネをされる人が必ず存在しますから(五木ひろしさん、美川憲一さん等々)、そういう人たちは、自分がモノマネされることを、心の中では嫌だと思うのが当然だと思うのです。
やはり、なんかバカにされた気になりますからね。ところが、コロッケさんにモノマネをされる方々は逆にモノマネされて喜んでいますよね。
五木ひろしさんのものまね(ロボット五木ひろし←ググって動画を検索してみてください。面白いですよ。)
をするコロッケさんのものまねをする、五木ひろしさん(ややこしいですが…)。
YouTube動画を見るととても楽しそう。とにかくコロッケさんは人間的な魅力をお持ちだからこそものまね芸人として成功されているのだと思います。
コロッケさんはお母さんとお姉さんの3人暮らしでした。
お母さんは看護助手の仕事で女手一つでコロッケさんとお姉さんを育てられました。お仕事で夜に姉弟を残して家を空けなければいけなかったりして近所の方の手助けも借りながら生活されていたそうです。(近所のラーメン屋さんにコロッケ姉弟はよくお世話になっていたとかで、その放送の時に大人になったコロッケ姉弟が当時を懐かしみながらラーメンを食べておられました。)
生活は決して裕福ではなかったけれど、お母さんは非常に気持ちの明るい人で家の中は常に笑いが絶えなかったそうです。例えば料理の素材はどちらかと言うと、粗末なものですがわざと大盛りに作ったり、わざと大きく作ったりして2人の姉、弟を楽しませていたそうです。寂しいとか、辛いとかいう気持ちも感じさせない位の明るさで振る舞っていたそうです。
お母さんがよく2人の子供に話していたのが「あおいくま」なのですが、
- あ 焦るな
- お 怒るな
- い いばるな
- く くさるな
- ま 負けるな
この5つの言葉の頭文字が「あおいくま」だったのです。
コロッケさんはこの五つの言葉を大切にして人一倍努力をして不動の人気モノマネ芸人の地位を築かれたのですね。
ちなみに、コロッケさんはこの5つの言葉のうち負けるなと言う言葉が1番好きなんだそうです。
私たちもこの謙虚な気持ち忘れずにコロッケさんのように負けない人生を送りたいものです。
コメント